11月行政視察
11月13日(水)-15日(金)新潟県3市へ兎角、物見遊山と揶揄される行政視察に行って来ました。以下報告します。
13日(水)新潟県長岡市
目的:創業・起業支援の取組みについて
内容:米百俵(こめひゃっぴょう)プレイス未来長岡にて、ファーストペンギンプログ
ラムー群れで行動するペンギンですが、天敵が潜むかもしれない海に餌を求めて
最初に飛び込むペンギン(=ファーストペンギン)のように勇敢に挑戦する起業
家を支援するプログラムの説明受ける。米百俵の逸話から教育的支援の土壌が長
岡に根付いている背景あり、起業家育成に力を入れている。
対北本:首都圏に近い立地を生かして、IT企業等のサテライトオフィス他企業誘致等ま
た、市が隙間労働力有効活用のアプリを発信することで市内における労働環境が
整ってくる可能性を感じた。
14日(木)新潟県柏崎市
目的:立地適正化計画について・景観計画及び景観条例について
内容:2004年10月23日中越大震災、2007年7月16日中越沖地震と人口減少傾向から立
地適正化計画策定に動いた。人口減少による悪循環を断ち、まちを計画的にコン
パクト化し、魅力あるまちに変革していく。景観計画・景観条例は、良好な景観
形成に向けた基本的な方針、建築物や工作物のデザイン・色彩のルールなどを定
め、魅力ある景観保全・育成・構築へ取り組んでいく。
対北本:現在進行形の第五次北本市総合振興計画の「子育てしやすいまちづくりの推
進」、「魅力あるまちづくりの推進」、「持続可能なまちづくりの推進」の3大重
点施策と令和8年度からの第六次北本市総合振興計画や、人口減少社会に対応す
べく、立地適正化計画の策定着手など、本市が進むべき未来の方向性に対する多
くの示唆を含んでいる。パブリックコメントに意見提出していきたい。
15日(金)新潟県小千谷市
目的:防災公園について
おぢやクラインガルテンふれあいの里について(移住定住促進)
内容:2004年10月23日中越大震災、2007年7月16日中越沖地震が防災公園設置の契機
となっている。公園内に併設される防災センターにはペット同伴避難エリアも設
定されている。平時は公園としてインクルーシヴ遊具等設置し市民の憩いの場と
して利用。おぢやクラインガルテンふれあいの里は、将来的に移住定住を目的と
して開発された第2居住地・別荘地的エリアで、農業体験を通して田舎暮らしを堪
能してもらう。
対北本:北本市には、防災倉庫が設置されている公園として、北本2丁目公園と宮内2丁
目公園があるが、各自治会は別個に自前で防災グッズを揃えている。移住定住促
進関連では野外活動センターのバンガロー数をもっと増やして、北本の滞在時間
と人数を増やす一助になる可能性があると感じた。